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共働きサラリーマンの家計簿

中年太りが気になる僕の仕事・投資・ゲームのブログ

レグナードでチームが崩壊した話

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昨日FCの人らと話していたらふと思い出して。そろそろ書き留めておいてもいいかなと思った。あの時にした僕の選択は今でも間違いと思っているし後悔もしたけれど、 でもいい思い出でもあったんだ。だから残しておきたくてね。

 

 

 

初めてのフレンドとチーム

 

僕らは仲の良いチームだった。

出会いのきっかけは広場から。

まだDQ10を初めて間もない頃。強いサポが欲しくてフレンド募集をした僕に彼はすぐに返事をくれた。

『何でも手伝うよ。』

暖かい言葉だった。

また自らがリーダーであるチームへと勧誘をしてくれた。そんな優しい彼の名をここではオガ男くんとしようか。

 

チームは少数ではあったけれどオガ男君のお節介なほど優しい人柄もあってか和やかながらも活気のある場所だった。

理論値のできていないアクセがあれば何気なく誘ってくれたエル子さん。

拉致すると言う強引な言葉でメタキンへ連れて言ってくれた同じく初心者のプク男くん。

毎週金曜日にしたカジノでのすごろくはそんな4人の結束を固めるには十分だったしそれ以外にもイベントがあるたびに僕らは自然と集まっていた。

 

優しいゲームシステムのおかげか初心者だった僕やプク男くんの装備はいつの間にかオガ男くんと並びはじめた。少しだけ、オガ男くんはそんな僕らに焦りを感じたように見えた。彼のプレイ時間はさらに増え、2垢も作り黙々と金策に励んでいた。でもそんな彼の小さな変化に人並みの装備を手に入れて浮足だった僕らは気付くことができなかった。

 

強敵コンテンツ レグナードの実装

 

そうして4人で遊ぶことが減ってきたと感じた頃、DQ10に新しい強敵コンテンツができた。

それがレグナードだ。

かつてないほどの強い敵に広場では賛否の意見があふれた。でもその中で僕は、久々にまた4人で何度もPTが組める口実ができたことが嬉しかった。

『レグナード行こういつもの4人で』

と僕は言った。

 

レグナード攻略は盾となるパラディン、それを守る僧侶。そしてダメージソースとなる魔法使い2人の4人PTで構成される。

もちろん個々の役割はとても重要であるけれどその中でも一番キーマンとなるのがパラディンだった。パラディンが落ちればPTは崩壊し、逆にパラディンさえ落ちなければどんな戦況でもそこに逆転の芽は見えた。

その重要な役割を果たすパラディンにオガ男くんがなることはこのチームにおいてとても自然なことだった。

 

戦闘が始まりレグナードが歩み寄る。でも僕らには自信があった。このメンバーなら勝てないものはないってね。

 

だけど結果は何度戦っても惨敗だった。この時少しだけオガ男くんの動きに違和感があったことを覚えている。負けを繰り返す中、僕らオガ男くんを除く3人はレグナードの攻撃のパターンに合わせて自分がどう動けばいいかを理解し始めていった。少なくとも敵のHPが半分になるまでは攻撃を喰らわないほどに。その中でオガ男くんは行動が一歩遅れているように見えた。ただこの時は、僕は魔法使いで彼は難易度の高いパラディン。そういったことは仕方のないことで廃装備の彼ならすぐにできるようになるだろうと深く考えなかった。

 

ただ来る日も来る日も僕らは負けた。一番難易度の低い日に2時間以上挑戦したこともあった。それでも勝てなかった。

いいところまでいっても大事な場所で一歩遅れた対応をするオガ男くんに対し、僕らは少し苛立ちを感じはじめていた。周りのクリア報告やエルフの出費が気になりだしてきた頃。その日はオガ男君がたまたまインしておらず、且つレグナード最弱の日だったことを覚えている。

きっかけはエル子さんの提案だった。

『プク男くんパラディンして、私が魔法使いのお友達よぶから1回レグナードに行ってみない?』

プク男くんの装備は正直オガ男くんに比べればかなり劣るし何よりプク男くんはパラディン初体験。勝てるわけなんかない。遊びの挑戦。そう思って僕は気軽に了承した。

いつものように熱り立つレグナードがそこにはいて、決められたタイミングで僕はメラゾーマを打ち込む。 違ったのは僕の前でパラディンをする彼がプク男くんなこと。

そしてレグナードに勝ってしまったということ。

『勝っちゃったね…』とエル子さんが言った。僕は勝てたことの喜びよりも今後の活動が気になった。エル子さんとプク男くんはこれからも毎日レグナードをオガ男くんとするのだろうかと。

 

悪い予感は的中するもので…

次の日オガ男くんがINするや否やプク男くんが言った。

『リーダーは魔法使いをしてくれるかな?俺がパラディンやるから』

状況を飲み込めない彼に昨日あったことが説明されると彼はその日の内にリーダーを無理やり預けチームを抜けた。

 

 

僕はこうなることが分からない程オガ男くんの性格を知らなかったわけではない。また、レグナードに勝った翌日にプク男くんやエル子さんがこういったアクションを起こすことを予想できなかったわけでもない。

 

ただそこにある破滅に気付きながらも僕は何もしなかった。自分は悪者になりたくはないがこれ以上勝ち目のない戦いに時間が取られることが嫌だったことも事実だ。

初めてのお友達だったオガ男君はいつの間にかフレリストから消えた。

 

大事な場所を失って思うこと

 

ほどなくして僕はDQ10を辞めた。チームでの何気ない日常とそこで必要とされる自分の存在。僕にとってDQ10を続ける理由はそれくらいだった。

 

彼はまだDQ10をプレイしているのだろうか。ここだけの話、エル子さんはあなたのことが好きだったんだぜ?

またどこかで会う時がきたら、今度は僕がお礼をするよ。まあどこに行ったってDPSしかできないんだけどなw